宇宙船てなんだ?

宇宙船についての仕組みや雑学

海王星探査機の働き

現在に至るまで、海王星探査機と言えるものは、1989年8月25日に海王星に接近したボイジャー2号だけです。ボイジャー2号は1977年8月20日に打ち上げられ、木星、土星、天王星の調査を行った後、1989年8月25日に海王星に最接近しました。この時のボイジャー2号のの働きにより、海王星の大気、環、磁気圏、衛星などが調査されました。

この時の調査による特に大きな収穫としては、海王星の環が同心円状で海王星を一周していることが確認されたことや、海王星表面の大暗斑や、海王星の新たな6つの惑星の発見などが挙げられます。ちなみに、ボイジャー2号は天王星を探査した唯一の宇宙船でもあり、現在では、太陽系外部に出るための移動を続けています。